もう寒くなっていた、31年前の11月の朝方でした
商社マンを目指して東京にいたころ
思わぬ訃報が入りました
主人には5歳年上のお姉さまがいたそうです
5歳年下の弟なので、それはそれはとても
可愛がってくれ、主人も慕っていたそうです
5年早く上京して、進学、就職されていたそうです
主人も中学や高校のころ何度も遊びに行ったそうです
給料で服を買ってくれたり、お小遣いをくれたり
また、活発で姉御肌だったお姉さまは人気者だったようです
姉がいるので不安なく上京できたそうです
東京内でも離れた場所にいたので会うのはたまにだったそうです
用事のため、広島の実家に帰省されていた11月の出来事でした
知人が運転する自動車の助手席に乗っていたお姉さまは
運転操作を誤ったドライバーの自動車ごと壁に激突したそうです
上記の出来事は出会った25年前に一度教えてくれたことがありました
それからはほぼ口にすることも、感情を表情に出すこともなく
私も触れることができず時が流れていきました
プロジェクトの根源について二人で話し合う機会ができ
私も色々と聞いてみました
印象的だった言葉は2つ
家族が亡くなると時間が止まる
今まで幸せだった家族の共有できていた時間(とき)が止まるそうです
何故ならお姉さまは記憶のなかで24歳で止まっていて
そこから先の想像が決してできないからです
まっすぐ止まる車だったら助かっていたのかもしれない
事故の原因は運転操作を誤ったこと
ここまでは分かっていますが、自分の車が果たしてまっすぐなのか
調べることは日本の車検のシステムではしていません
人間も姿勢や習慣に伴い、歪みを指摘されることがありますよね
結果、靴底のすり減り方が左右違っていたり
別の部分に負担がかかってきたりしますよね
3年以上経っている車は走ってきた道の特徴も含め
人と同じように何もしていなくても車体がゆがんできます
縁石にぶつけたことが有ったり、事故で車体を直したり
だから、ハンドルがずれているかなと思ったり
手を離すとハンドルがどちらかにとられるように感じたり…
仮に、運転操作を誤ったとしても
『もし、事故をした車の車体がゆがんでいたことが原因で
まっすぐ止まれていたら、壁に激突することはなかったのかもしれない』
主人はこういいます
ここまでの究明には至りませんでしたが
交通事故で家族を亡くした家庭が一つ増えたことは確かです
時間が止まり、歩もうとした道も変わった
でも、自分のミッションに気が付くことがようやくできた
10375488 – car made of clouds
続きます♪
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